洗顔のあと「何をどう塗ればいいのか分からない」と手が止まる。中年になると肌がゴワつき始め、化粧水や乳液が気になってくるものの、順番も量も曖昧なまま放置しがちです。ここでは難しい理屈を抜きにして、最低限これだけやれば整う手順をまとめます。
まず「化粧水→乳液」の順番だけ覚える
基本は水分を入れる化粧水が先、フタをする乳液が後、この2ステップだけです。順番を逆にすると、油分の膜の上から水分をのせることになり浸透しにくくなります。あれこれ増やす前に、この2つを毎日続けることのほうがずっと効果的です。
化粧水は500円玉大を手のひらで押し込む
コットンより手のひらのほうが摩擦が少なく手軽です。500円玉大を手に取り、顔全体に広げたら、こすらず包み込むように数秒押さえます。乾燥が気になる目もと・口もとは重ねづけを。パチパチ叩く必要はありません。乾燥やカサつきが強い方は、量をケチらないことが一番の近道です。
乳液は少量、テカる人ほど省かない
脂っぽいからと乳液を飛ばす人が多いのですが、水分だけ入れてフタをしないと逆に乾燥してテカりやすくなります。パール1粒大を薄く伸ばせば十分。ベタつきが苦手ならさっぱりタイプを選びましょう。
塗る前の洗顔とタイミングが結果を分ける
汚れが残った肌に塗っても効果は半減します。自分に合った洗顔料の選び方を押さえ、洗顔後は5分以内、肌が乾き切る前につけるのがコツです。風呂上がりは特に乾燥が早いので、タオルドライしたらすぐ動きましょう。
実際に困ったこと①:風呂上がりの汗でベタベタになる
ここからは私自身が使っていて実際に困った点です。同じところで止まっている方が多いのではないかと思います。
お風呂上がりの顔のパリパリ感が嫌なので化粧水を使い始めたのですが、そもそも風呂上がりは汗をかいています。その上から化粧水をつけると、汗と混ざってベタベタになる。何のためにつけているのか分からなくなる日がありました。
これは順番の問題ではなく、タイミングの問題でした。対処は単純です。
- 汗が引くまで数分待つ。脱衣所で涼んでからつけると、ベタつきがまったく違います
- 湯船から上がる前に、顔だけぬるま湯〜冷水ですすぐ。汗が引くのが早くなります
- 浴室・脱衣所を涼しくしておく。夏場は換気扇や扇風機を先に回しておくと汗が止まりやすいです
ただし待ちすぎは逆効果です。汗が引いたら、肌が乾ききる前につけてください。目安は「汗が引いたな」と感じた時点です。10分も20分も置く必要はありません。
実際に困ったこと②:乳液を塗るのは、化粧水が乾く前か、後か
もうひとつ迷ったのがこれです。「化粧水が乾いてから乳液」なのか「乾く前」なのか、どこにも明確に書かれていない気がしていました。
結論は「完全に乾ききる前」です。目安は、手のひらで押さえたときに表面のベタつきは落ち着いているが、肌がまだしっとりしている状態。時間でいえば化粧水をつけて30秒〜1分程度です。
理由は、乳液の役割が「水分にふたをする」ことだからです。完全に乾いてからでは、ふたをする対象がすでに逃げた後になります。逆にビショビショのうちに重ねると、乳液が伸びすぎてムラになります。その中間、というのが答えです。
そして、これが一番の本音なのですが——「乾いてから」だと思っていると、確実に塗り忘れます。私は何度も忘れました。他のことを始めてしまうからです。
対策は身も蓋もありませんが、次の2つが効きました。
- 化粧水と乳液を必ず隣に並べて置く。化粧水のボトルを戻すときに乳液が目に入るので、忘れません
- その場から動かない。化粧水をつけたら、洗面台の前で30秒だけ待つと決める。歯を磨く時間にちょうど重なります
どうしても続かないなら、無理に2ステップを守るよりオールインワンに切り替えたほうが結果的に肌の状態は良くなります。塗り忘れた日のダメージのほうが大きいからです。
オールインワンで続けるのも正解
2ステップすら面倒で続かないなら、化粧水と乳液が一体化したオールインワンで十分です。大切なのは完璧さより毎日続くこと。40代・50代のスキンケアの始め方も参考に、無理のない形から入りましょう。
まとめて揃えるなら(PR)
同じシリーズで揃えると、質感の相性で迷わずに済みます。まずは大容量の安価なもので習慣をつけるほうが、高いものを1本買うより続きます。
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まとめ
化粧水で水分、乳液でフタ。この順番と「ケチらない・こすらない・風呂上がりすぐ」の3点さえ守れば、特別な道具は要りません。まずは1本ずつ用意して、朝晩の習慣にしてみてください。


