理容代を浮かせたい、店に行く時間が惜しい、伸びるとすぐに重く見える――こういった理由でバリカンを検討する人は増えています。結論から言えば、やる範囲を限定すれば十分実用になります。
バリカンでできること・できないこと
サイドと後ろを短くする、全体を一定の長さに刈り上げる。この二つはセルフでもちゃんとできます。一方、トップの長さを残して形を作る、自然なグラデーションを入れるといった作業は、ハサミの技術が必要です。
つまり、ボウズ・ソフトモヒカン系の人は完全セルフも可能、トップを残したスタイルの人は「サイドとうなじのメンテナンスだけ」が現実的な使い方です。
選ぶときに見るポイント
重要なのは三つ。アタッチメント(コーム)の段階が細かいこと、3mm以下の短い段階があること、水洗いできることです。特に水洗い可否は手入れの手間が全く違います。
コードレス式は浴室で使えて便利ですが、パワーが落ちてくると髪を引っ張って痛いので、使う前に充電する習慣を。電気シェーバーの選び方と同じく、刃の消耗品代も含めて考えると失敗が減ります。
失敗しない手順
まず、乾いた髪で行うこと。濡れた髪は伸びているので、乾いたときに想定より短くなります。次に、必ず長めのアタッチメントから始めること。9mmで全体をとおしてから、6mm、3mmと下げていきます。
動かす方向は毛流に逆らって下から上へ。一回で削ろうとせず、何度も同じところを通して均一にします。床に新聞紙やゴミ袋を広げておくと後片付けが楽です。
後頭部の対策
セルフで一番難しいのが後ろです。合わせ鏡を使う方法もありますが、左右反転するので慎重に。簡単なのは、スマホを三脚や棚に立ててインカメを録画モードにし、リアルタイムで見ながら作業するやり方です。
うなじのラインだけは手を出さないと決めておくと、大事にはいたりません。
終わったあとのケアと手入れ
短くした直後の頭皮は紫外線に弱い状態です。外出の予定があるなら帽子か頭皮用の日焼け止めを使ってください。日焼けして皮が剥けると、フケのように見えてしまいます。
本体は使うたびに刃の髪を落とし、月に一度はオイルを一滴。これだけで刃の寿命が伸び、引っかかりも減ります。トリマー類の手入れの基本と考え方は共通です。
実際に選ぶときは(PR)
アタッチメントの刻みが細かいものほど、長さの失敗が減ります。水洗いできるタイプだと後片付けが楽です。
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まとめ
バリカンは「全部を自分で切る道具」と思うと失敗しますが、「カットの間をつなぐ道具」と考えれば非常に優秀です。長めのアタッチメントから、乾いた髪で、少しずつ。この三原則だけ覚えておけば十分です。


