朝、ドライヤーで乾かしても、はねる・うねる・広がる。年齢とともに髪質が変わり、以前のやり方では収まらなくなったという方は多いはずです。ヘアアイロンは女性向けの道具という印象があるかもしれませんが、短髪の男性が部分的に使う道具としてかなり有効です。ここでは、はじめての方向けに選び方と使い方の基本を整理します。
ストレートかカールか、迷ったらストレート
男性の短髪で使う目的は、うねりを伸ばす、はねを抑える、毛流れの向きを作るという三つがほとんどです。この用途ならストレートアイロン一択で構いません。カール用(コテ)は前髪に動きを出したい場合などに使いますが、扱いに慣れが必要で、短い髪では巻きにくいという事情もあります。
プレート幅と長さの目安
短髪の男性には、プレート幅十五ミリから二十五ミリ程度の細めが扱いやすい寸法です。幅が広いものは長い髪を一度に処理できますが、短い髪では地肌に近づきすぎてやけどの危険が増します。プレート表面はセラミックやチタンコートなど滑りのよいものを選ぶと、髪への引っかかりが減ります。
温度設定と立ち上がり時間
温度は百四十度から百八十度あたりで十分です。二百度を超える高温は一瞬で形が付く反面、髪の傷みが早く進みます。細かく温度調節できるモデルを選び、低めから試すのが安全です。朝の時間を考えると、立ち上がりが三十秒程度の機種が現実的で、一分以上かかるものは結局使わなくなります。海外出張がある方は、海外電圧対応かどうかも確認してください。
使うときの手順と注意点
必ず髪が完全に乾いた状態で使ってください。濡れた髪に高温を当てると、内部の水分が急激に膨張して大きく傷みます。手順は、気になる部分だけを取り分ける、根元から三センチほど離して挟む、ゆっくり一度だけ滑らせる、という流れです。同じ場所を何度も往復させないことが最大のコツです。うねりの原因そのものはくせ毛・うねり対策、寝ぐせの直し方は寝ぐせ・アホ毛の整え方にまとめています。
置き場所と安全機能
洗面所で使う道具なので、自動電源オフ機能が付いているものを選んでください。三十分から一時間で切れる仕様が一般的です。使用後は熱が残るため、耐熱ポーチか金属製のトレーの上に置く場所をあらかじめ決めておくと安全です。乾かす工程から見直したい方はドライヤーの選び方もどうぞ。
まとめ
短髪の男性がヘアアイロンを選ぶなら、細めのストレート、温度調節付き、立ち上がりが速い、自動電源オフ付き。この四点を満たせば失敗しません。全体をまっすぐにするのではなく、気になる部分だけを一度で整える使い方が、朝の時間にも髪にもやさしいやり方です。


