「最近、抜け毛が増えた」「分け目が目立つ」——40代から多くの男性が感じる悩みです。原因はひとつではなく、複数が重なっています。まず原因を整理しましょう。
抜け毛が増える主な原因
- 加齢やホルモンによる影響(いわゆるAGA)
- 頭皮の血行不良・乾燥・皮脂づまり
- 間違った洗い方や、生活習慣(睡眠・食事・ストレス)
今日からできる対策
- 頭皮を傷つけない正しいシャンプー(指の腹で洗う)
- お風呂上がりはすぐ乾かして雑菌の繁殖を防ぐ
- 睡眠・栄養・適度な運動で頭皮の血行を整える
- 気になるなら早めに専門クリニックに相談する
「抜け毛が多い」は、まず本数で確かめる
気にし始めると、すべての抜け毛が多く見えます。まず事実を確認しましょう。
- 1日に抜ける本数は50〜100本が正常とされています。シャンプー時に数十本抜けるのは異常ではありません
- 秋は増えます。季節による変動があり、9〜11月は普段より多くなる人がいます
- 問題は本数より「細さ」。抜けた毛が短く細いものばかりなら、育ちきる前に抜けている可能性があります
判断材料として確実なのは、半年前の自分の写真と見比べることです。毎日見ている鏡では変化に気づけません。つむじと生え際を上と正面から1枚ずつ撮って残しておくと、あとで比較できます。
進み方のパターンで、原因の当たりをつける
| 減り方 | 考えられるもの | 対応 |
|---|---|---|
| 生え際が後退、つむじが薄い | いわゆるAGA | 早い段階で専門クリニックへ |
| 全体が均一に薄くなる | 生活習慣・栄養・ストレス | 睡眠と食事の見直し |
| 丸く一部だけ抜けた | 円形脱毛症 | 皮膚科を受診 |
| フケ・かゆみをともなう | 頭皮の炎症 | まず皮膚科。自己流のケアは悪化させることがある |
特に、フケやかゆみ、赤みをともなう抜け毛は市販のシャンプーを替えるより先に受診したほうが早く収まります。脂漏性皮膚炎など、治療の対象になるものが混じっているためです。
やりがちだが効かない・逆効果なこと
- 1日2回以上のシャンプー:皮脂を落としすぎると乾燥し、かえって荒れます。基本は1日1回
- 爪を立てて洗う:頭皮に細かい傷がつきます。指の腹で動かすだけで十分落ちます
- ブラシで強く叩く:血行促進を狙ったつもりが、刺激による炎症になることがあります
- 自然乾燥:濡れた頭皮は雑菌が増えやすく、においの原因にもなります
- 帽子を我慢する:蒸れは問題ですが、紫外線を直接浴びるほうが頭皮には負担です。通気性のあるものを選べば問題ありません
早いほど選べる手が多い
いちばん惜しいのは、気になり始めてから数年たって相談することです。毛を作る組織が残っているうちのほうが、選択肢は多くなります。
市販品で様子を見る期間を決めておくのが現実的です。3か月続けて写真で変化がなければ、一度専門機関で相談する。この線引きだけ先に決めておくと、だらだら数年たつことがなくなります。なお、治療の要否や方法は医師の判断によるものなので、ここで断定はしません。
洗い方から見直すなら(PR)
シャンプーで髪が生えるわけではありませんが、頭皮環境が荒れていると、できるケアの土台が崩れます。合うかどうかは2週間ほど続けないと判断できません。
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まとめ
抜け毛は早めのケアが肝心です。スカルプケア入門、メンズシャンプーの選び方、正しい髪の乾かし方もあわせてどうぞ。


