風邪をひきにくい体をつくる生活習慣

体型・健康

季節の変わり目や忙しい時期に限って体調を崩してしまう、という経験がある人は多いはずです。特別な対策より、日々の基本的な生活習慣の積み重ねが免疫力を左右します。

睡眠と免疫の関係

睡眠不足は免疫機能を低下させる大きな要因とされています。睡眠の質を上げる習慣を見直し、まずは毎日同じ時間に寝起きするリズムを整えることが基本です。

栄養バランスを整える

タンパク質・ビタミン・ミネラルをバランスよく摂ることが免疫機能の維持につながります。特にビタミンCを含む果物や野菜、発酵食品を意識的に取り入れると良いとされています。食事管理の基本も参考にしてください。

手洗い・うがいの基本

基本的なことですが、帰宅後の手洗い・うがいの徹底は感染症予防に効果があります。石けんでの丁寧な手洗いを30秒以上かけて行うことが推奨されています。

適度な運動を続ける

激しすぎる運動はかえって免疫力を下げることがありますが、ウォーキングなどの適度な運動は免疫機能を高める効果が期待できます。ウォーキング習慣の始め方も参考にしてみてください。

体調管理の記録をつける

健康診断の数値の見方と合わせて、日々の体温や体調の変化を記録しておくと、不調のサインに早く気づけるようになります。無理をせず早めに休むという判断も大切です。

「疲れると風邪をひく」は本当

ウイルスに触れたかどうかだけでなく、そのとき体がどれだけ抵抗できるかで結果が変わります。中年以降は、この抵抗する力が生活習慣に左右されやすくなります。

要因何が起きるか
睡眠不足免疫の働きが落ちる。6時間未満が続くと影響が出やすい
飲酒睡眠が浅くなり、回復が進まない
乾燥のどや鼻の粘膜が働かなくなり、ウイルスが入りやすい
冷え血流が落ち、粘膜まで免疫細胞が届きにくい
強いストレス抵抗力が落ちる。連休明けに崩す人が多い理由のひとつ

効果の大きい順にやることを絞る

  • 手洗い:接触からの感染を減らす、いちばん確実な手段です。石けんで20秒、指の間と親指を忘れずに
  • 睡眠を6〜7時間確保する:健康食品より確実に効きます
  • 部屋の湿度を50〜60%に保つ:粘膜が働ける状態を保ちます
  • のどを乾かさない:こまめに水を飲む。飲み物の種類より、乾かさないことが大事です
  • 人混みではマスク:完全ではありませんが、無意識に顔を触るのを防ぐ効果もあります

逆に、「風邪に効く」とうたう食品やサプリの優先度は低いと考えてください。睡眠を削ってサプリを飲むのは、順番が逆です。

予防接種と、40代以降に増えるもの

インフルエンザワクチンは、かからなくなるものではなく重くなりにくくするものです。効果が出るまで2週間ほどかかるため、流行前の10月〜11月に受けておくと間に合います。

また、50代以降は帯状疱疹が増えます。子どもの頃の水ぼうそうのウイルスが、抵抗力が落ちたときに出てくるものです。ワクチンがあり、自治体によっては費用の助成があります。該当する年齢なら、お住まいの市町村の案内を一度確認してみてください。

ひいてしまったときの判断

多くは数日で治りますが、次の場合は自己判断で様子を見ないでください。

  • 38度以上の熱が3日以上続く
  • 息が苦しい、呼吸が速い、胸が痛む
  • 水分が取れない、尿が出ていない
  • 持病がある、糖尿病や心臓・呼吸器の治療を受けている

中年以降は「無理して出社する」判断が、こじらせて長引く原因になりがちです。1日休むほうが結果的に早く戻れます。

部屋の湿度を上げるなら(PR)

湿度50〜60%を保てると、のどの防御力が落ちにくくなります。寝室に置くなら動作音の小ささを優先してください。手入れをしないと雑菌を撒くことになるので、洗いやすい形のものを選ぶのが実用的です。

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まとめ

風邪をひきにくい体づくりは「睡眠」「栄養」「手洗い」「適度な運動」の基本の積み重ねです。特別なことをするより、当たり前の習慣を継続することが一番の予防策です。

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