夏にプールや海に行った翌日、髪がゴワゴワしてまとまらない。あるいは白髪染めをしていた部分の色が抜けてしまった。原因は塩素と塩分、そして紫外線の合わせ技です。中年男性の髪はもともと水分保持力が落ちているため、若いころより影響が出やすくなっています。
塩素と海水のダメージは別物
プールの塩素は髪の表面のキューティクルを開き、内部の脂質やたんぱく質を流出させます。カラーやパーマをしている髪ほど影響が大きく、色抜けや変色が起きることもあります。一方の海水は塩分で、乾く過程で髪の水分を引っ張り出しながら塩の結晶が残り、ゴワつきを生みます。共通するのは「濡れて開いた状態で放置するほど悪化する」という点です。
入る前にできる、いちばん効く対策
最も効果があるのは、入る前に髪を真水で濡らしておくことです。乾いた髪は水分を吸い込む余地が大きく、そこにいきなり塩素水や海水が入ります。あらかじめ真水で満たしておけば、吸い込む量そのものが減ります。その上から洗い流さないトリートメントを薄くつけ、帽子やスイムキャップをかぶれば紫外線対策にもなります。頭皮の日焼け対策もあわせて確認してください。
上がった直後は、とにかく真水で流す
上がったら、できるだけ早くシャワーで流します。洗浄剤は不要で、真水で1〜2分流すだけで表面の塩素や塩分の大半は落ちます。設備がなければペットボトルの水でも構いません。ここを飛ばして自然乾燥させると、塩分が結晶化して内部まで乾燥が進み、帰宅してから洗っても手遅れです。肌も同時に傷んでいるので海水浴後の肌と髪のアフターケアも参考にしてください。
帰宅後の洗い方と補修
帰宅後は泡立てを丁寧にし、こすらず洗います。汚れよりも「残留物を浮かせて流す」意識です。洗浄力の強いシャンプーはさらに乾燥するので、しっとり系や頭皮ケア系が向いています。そのあとトリートメントを毛先中心につけ、2〜3分置いて流します。選び方はシャンプーの選び方に整理しています。自然乾燥にせず、ドライヤーで根元から手早く乾かしてください。
色抜けとゴワつきへの対処
白髪染めやカラーをしている場合、塩素で色が抜けることがあります。抜けた直後に染め直すと負担が重なるので、1〜2週間あけるのが無難です。ゴワつきは一度で戻らないことが多く、洗い流さないトリートメントを数日続けるうちに落ち着きます。それでもきしみや切れ毛が続くなら、傷んだ毛先だけを切ってしまうほうが早く整います。
ダメージが出たときは(PR)
塩素や塩分でパサついた髪は、乾かす前に油分を足しておくと手触りが戻りやすくなります。つけすぎるとぺたんこになるので、毛先中心に少量から。
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まとめ
入る前に真水で濡らす、上がったら真水ですぐ流す、帰宅後は優しく洗って補修する、自然乾燥にしない。この4段階を守れば、レジャーのたびに髪が傷む状況はかなり避けられます。海やプールを我慢する必要はありません。前後の手間を数分足すだけで、翌日の手ざわりが違ってきます。


